机の上に置かれた2種類のポトスの寄せ植え

ポトスをインテリアに取り入れるための方法

初心者でも簡単に育てることができるポトス。インテリアに馴染みやすいこともポイントです。今回はインテリアとしておしゃれに飾る方法をご紹介します。

初心者向きのポトス

ポトスといえばツルがどんどん伸びて成長が早い植物として有名です。寒さには弱いですが日陰でもよく育ち、近所の花屋さんやホームセンターなどでも販売されているので、手軽に入手できることでも知られています。

「永遠の富」という花言葉からも想像できるように、手入れは簡単なのにどんどん育ってきますので、初心者さんでも安心して育てることができます。

ポトスの飾り方

ポトスはツル性の植物です。販売されているときは小さくこじんまりとしていることが多いのではないでしょうか?さほど手入れも必要ないのに、どんどん育っていきますので小さめのプランターで小さめのまま飾りたいかたは、カットしてしまっても問題ありません。

しかしせっかくのツル性を活かして、壁に這わせてみたり上から吊るしてみたり様々な飾り方ができるのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

吊るして飾る

天井に吊るされたライムポトス

ポトスと言えば、やはりこの飾り方ではないでしょうか?ハンキングタイプがポトスの得意分野!部屋が狭くて置く場所に困ったりペットを飼っていて高い場所に飾りたいときなどにぴったりです。

現在は素敵なハンキングの道具がたくさん販売されていますが、自分で作ることも可能です。人気のマクラメ編みしたロープや、ワイヤーで簡単に自分でも作ることが可能です。

  • プランターごとマクラメで吊るす
  • プランターにワイヤーを通して吊るす
  • 壁にプランターを飾ってポトスを入れる

など、様々な方法で吊るすことができますよ。

ポトスカーテン

ポトスのツルを利用してカーテンにしてみてはいかがでしょうか?作り方としては、「高いところから吊るすだけ」なので高い場所にポトスを置くことができれば比較的簡単に作れます。

吹上のリビングなどの場合は上からポトスのツルを垂らし、カーテンのように飾ることも可能です。いくつか鉢を用意してあげればかなり大きなカーテンにまで育てることは、そんなに難しくありません。

ベランダでももちろん可能です。ベランダの場合はツルを利用して日除けのカーテンはいかがでしょうか?夏に成長するポトスなので、春先からプランターに支柱を立て、ツルが伸びてきたらぐるぐると巻き付けていきます。支柱を何本か立てることによってカーテンの大きさも自由自在。

憧れのグリーンのカーテンを楽しむこともポトスなら簡単に出来ますね!

バルーンポトス

バルーンポトスをご存知でしょうか?バルーンのように丸く浮いているように形作ったポトスが、最近とても人気だそうです。昔ベンジャミンという植物に似た形がありましたが、最近ポトスでも販売され人気を博しています。

ただ、このバルーンポトスはプロの手によって形作られていて、素人にはなかなか難しいそうです。見た目が可愛らしく、華やかでインテリア性もバッチリなこのバルーンポトス。

お部屋のシンボルツリーとなってくれること間違いなしです!まだなかなか見かけることも少ないので見かけたら、購入してみてはいかがでしょうか?お部屋が一気にセンスアップすること間違いなしですよ。

ポトスタワー

ポトスはポトスのカーテンの時にも触れましたが、支柱に絡ませるとどんどん大きく育てることが可能です。ポトスタワーは比較的、簡単に作れますのでぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ポトスタワーの準備

  • 9号くらいの大きめの鉢
  • 園芸用のワイヤー
  • 支柱4〜8本
  • ポトスの苗4、5株くらい
  • 観葉植物の土

ポトスタワーの作り方

  1. 鉢に軽石、観葉植物植物用の土を入れる
  2. 苗を鉢の周りにぐるっと植える
  3. 支柱を立てる
  4. 苗が育ってきたらツルを支柱に巻き付けていく

最近は支柱や大きめの鉢も百均で用意が可能なので、手軽に楽しむことができます。

ポトスの手入れの仕方

ポトスは比較的、初心者でも簡単に育てることができる丈夫な植物です。少しのコツでどんどん成長してくれるのでここで確認してポトスを楽しんでみてはいかがでしょうか?

室内で育てる

リビングのテーブルの上に置かれているポトスエンジョイ

ポトスは明るい日陰で育てるのが理想です。直射日光が当たらないカーテン越しの窓際や、明るいリビングなどで育てましょう。屋外でも育てることは可能ですが、夏の直射日光は葉焼けの原因になりますので、真夏は室内に移動させる方が無難です。

さらに、寒さには弱いので冬の屋外も枯れる原因になります。ポトスは屋外で育てるよりも室内の方が育てやすいかもしれません。

水やりのタイミング

ポトスは水やりの頻度がかなり少なくて大丈夫なので、うっかり忘れやすいかたにおすすめの植物です。夏は2、3日に1度、冬は1週間に1度で十分です。

逆に毎日たっぷり与えすぎると根腐れと言って根から枯れていきますので注意が必要です。ポトスは湿気が好きな植物なので葉水(葉に霧吹きで水を与える)は毎日のようにしていただいても大丈夫です。葉水を与えることによって虫がつきにくく、病気を防ぐ効果も期待できます。

肥料

観葉植物の多くがそうですが、夏に成長しますので、春から初夏に向けて肥料を与えましょう。植え替えもこの時期にしてあげると、ポトスがさらに元気になりますよ!お試しください。

ポトスはお部屋のインテリア力アップにぴったり!

可愛くてインテリア性も抜群なポトスですが、初心者でも簡単に育てることができ、どんどん成長しますので眺めていても楽しい植物です。ぜひ、インテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか?